俳優・小西博之さんを「和歌山県観光大使」に委嘱
2025年12月1日 16時51分
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田辺市中辺路町(なかへちちょう)出身の俳優で、2012年に「和歌山県ふるさと大使」に委嘱された小西博之(こにし・ひろゆき)さん66歳が、きょう(12月1日)和歌山県庁を訪れ、宮﨑泉知事から、あらためて「和歌山県観光大使」に委嘱されました。
から委嘱状を受け取った小西博之さん(左)(12月1日・和歌山県庁・知事室).jpg)
小西博之さんは、田辺市中辺路町の出身で、旧・県立田辺商業高校の野球部で活躍後に中京大学へ進学し、俳優の道に入りました。
その後、NHKの「中学生日記」や大河ドラマ「秀吉」「八代将軍吉宗」などの作品で力演を繰り広げるとともに、テレビのバラエティでも活躍し、萩本欽一さん率いる「欽ちゃんバンド」の「コニタン」や「ザ・ベストテン」の司会でも親しまれました。
2004年、ステージ4の腎臓がんにかかり、生死の境をさまよいましたが、奇跡的に寛解し、その経験を全国の子どもたちに語り伝える「命の授業」を繰り広げています。
今回、県の制度改正に伴い「県ふるさと大使」が「県観光大使」になったことから、改めて小西さんに委嘱状が交付されたものです。

知事室で宮﨑知事から委嘱状を受けとった小西さんは「僕は大使として紀伊半島全体の活性化を図りたい。奈良・三重の知事と観光大使にも働きかけて、聖地としての発信を協力して行って欲しい」と力強く求めました。

小西さんは、ユーチューブなどでも和歌山県の観光発信に力を入れる考えを示すなど、意欲をみなぎらせていました。