12月定例県議会開会・36億円増額の補正予算案審議
2025年12月3日 16時11分
政治
熊野白浜リゾート空港の機能向上や、職員の給与を改定するための人件費増加など、一般会計の総額で36億2100万円を増額する和歌山県の12月補正予算案が、きょう(3日)開会した12月定例県議会に提案されました。
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財源は、地方交付税や国庫支出金が大半で、県債が8800万円、繰入金が100万円となっています。
主な事業は、県の人事委員会勧告を踏まえて職員の給与を増額するための人件費として33億8530万円を計上しています。
熊野白浜リゾート空港関連では、ターミナルと無料の駐車場を結ぶ区間の安全対策や、空港ライブ映像カメラシステムを一新する費用に1億6千万円を計上しています。

このほか、和歌山電鐵貴志川線の設備修繕を支援する費用に5979万円、大規模改修を控えている県民文化会館の基本設計業務に耐震診断業務を追加する費用に1333万円、ことし(2025年)8月の大雨による崖崩れの緊急対策工事費用に300万円をそれぞれ計上しています。条例案件では、職員給与の改定に伴う条例の一部改正案などが提案されました。
和歌山放送では、きょうの県議会・本会議のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。
12月定例県議会の会期は、今月(12月)19日までの17日間と決まり、一般質問が10日から12日までと15日に行われ、16日からは常任委員会、18日と19日に再び本会議が開かれる予定です。