和歌山市50代女性SNSロマンス詐欺で2200万円相当の暗号資産被害に
2025年12月4日 18時57分
事件・事故

和歌山市の50代の女性が、SNSで外国人を名乗る男性と知り合い、金の投資に誘われ、暗号資産あわせて2200万円相当を騙し取られました。和歌山東警察署が、SNSロマンス型詐欺事件として捜査しています。

調べによりますと、女性は、SNSで知り合った外国人を名乗る男性に好意を持ち、「金の投資で資金を増やすので、送金してほしい」という言葉を信じ、相手に言われるまま、暗号資産のアプリと金の取引で使うアプリをインストールした上、先月(11月)中旬頃までのおよそ1か月間で、5回にわたり、あわせて2218万円相当の暗号資産を送信しました。

女性は、相手から、「順調に資金が増えている」と聞かされていましたが、インターネットで同様の詐欺事件を知り、「お金を引き出したい」と伝えたところ、引き出すには手数料が必要と言われ、詐欺と気が付き、警察に届けました。

和歌山県警では、同じような手口の詐欺被害が多発しているとして、相手の指示に従う前に、確認を呼びかけています。和歌山県警の特殊詐欺被害防止フリーダイヤルは0120・508・878です。「これは・わなや」と覚えて確認しましょう。