きょう（９日）午前９時頃、大阪・岸和田市のＪＲ阪和線、東岸和田駅の信号が、赤のまま変わらなくなっているのを、大阪指令所の司令員がモニター画面で見つけました。このため、阪和線は、和泉府中(いずみふちゅう)・熊取(くまとり)間で運転を見合わせるとともに、近鉄線や南海線、大阪地下鉄で、振り替え輸送を実施しました。、

そして、午前１１時すぎには、信号が復旧し、阪和線は運転を再開しました。しかし、その後、再び、東岸和田駅で、信号が赤のまま変わらなくなり、阪和線は、和泉府中・熊取間で運転を見合わせましたが、正午まで運転を再開しました。

ＪＲ西日本によりますと、これにより、阪和線で、上下あわせて８０本が運休したほか、関西空港発の特急はるかを含む、上下６１本に最大３時間の遅れが出て、およそ３万８千人に影響しました。また、ＪＲでは、阪和線のほか、大阪環状線や関西空港線でもダイヤが乱れました。