和医大生が考えたがん啓発イベント、13日に開催/和歌山
2025年12月9日 17時45分
福祉・医療 イベント

がん検診の大切さや健康づくりを発信しようと和歌山県立医科大学保健看護学部の学生らが中心となって企画した催しが、今月13日に和歌山市のイオンモール和歌山で開かれます。


「わかい世代!やってみよう健診!まもろう未来!~がん啓発プロジェクトin Wakayama~」と題した催しは、和歌山県と県立医科大学、それにアフラック生命保険が主催して開くものです。催しでは、がんに関する一般向けの著作を多く発表している、東京大学大学院 医学系研究科 総合放射線腫瘍学講座 特任教授の中川恵一(なかがわ・けいいち)さんが「大人も子どももがんを知る講座」として講演します。

また、県立医大の学生チームが考えたがん啓発のパネル展示や、健康や家族・友人などをテーマにした「なりたい自分」を飾りに書いてもらうクリスマスツリーを設置します。このほか、景品が当たるクイズラリーや子どもも学べる人体パズルなどの入場者プレゼントもあります。

和歌山県では子宮頸がん・乳がん検診の受診率が全国平均を下回っているということで、和歌山県はおととし(2023年)アフラック生命保険とがん対策や介護、それに健康増進に関する包括連携協定を結んでいることから今回の啓発イベントが企画されました。主催者は「同世代にもっと身近に、がんのことを知ってほしい」と多くの来場を呼び掛けています。

「わかい世代!やってみよう検診!まもろう未来!~がん啓発プロジェクトin Wakayama~」は、今月(12月)13日の午前11時から午後5時まで、和歌山市ふじと台のイオンモール和歌山1階のヒルズコートで開かれます。入場は無料です。