在住外国人らに図書を、和歌山東RCが寄贈
2025年12月11日 17時45分
教育
社会
和歌山県内在住の外国人や市民に、外国語で書かれた図書に親しんでもらおうと、和歌山東ロータリークラブが、県国際交流協会に絵本や小説などの図書を寄贈することになり、きょう(11日)、贈呈式が行われました。

和歌山市手平(てびら)の県国際交流センターで開かれた贈呈式で、和歌山東ロータリークラブの奥村申ニ(おくむら・しんじ)会長が「在住外国人と、国際理解を深めようという市民に利用され、世界をつなぐ窓口になってほしい」と贈呈の趣旨を説明し、県国際交流協会の樫畑直尚(かしはた・なおひさ)会長に121冊の図書の目録を手渡しました。

樫畑会長は、「時節に応じた新しい図書を寄贈いただき、ありがたい」と、4回目の寄贈に感謝の意を示し、出席者が、展示された絵本や小説などを手に取っていました。

贈呈された図書は、和歌山県内に多い、ベトナムやタイなどのほか、最近増加しているミャンマーやネパールから来た人が希望する現地の言葉で書かれたものが多くなっています。