印南町とみなべ町で熊野古道語り部養成ツアー/和歌山
2025年12月16日 18時15分
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印南町とみなべ町で、このほど(12月13日)熊野古道の語り部ガイドを養成するツアーが行われ、92人が参加しました。
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これは、和歌山県日高振興局が主催した「熊野古道紀伊路(きいじ)ウォーキングツアー」で、8人の熊野古道語り部が案内役を務めました。
JR紀勢線の切目駅を出発した一行は、熊野古道を南に向かって歩き、途中、九十九王子(くじゅうくおうじ)の「切目中山(きりめなかやま)王子」や、みなべ町の「岩代(いわしろ)王子」「千里(せんり)王子」を巡り、ゴールの「三鍋(みなべ)王子」までの12キロほどの道のりを、およそ5時間半かけて歩きました。
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途中、語り部ガイドから古道や王子の詳しい説明を聞いた参加者は「地元から参加しましたが、知らないことも多く、楽しく歩くことが出来た」「語り部の方が明るく楽しい人なので、知らない参加者同士も仲良くなれました」といった感想を話していました。
語り部ガイドも「参加者は熱心に話を聞き、質問も沢山してくれて、紀伊路への関心の高さがうかがえた」「もっと上手くガイドできるように自己研鑽に努めたい」などと話していました。
主催した日高振興局では「今後もこのような催しを企画して、振興局管内の観光振興につなげたい」と手応えを語りました。