海南警察署で証拠品の大麻を紛失/和歌山
2025年12月16日 18時17分
事件・事故
海南警察署で、大麻所持事件で押収した証拠品の大麻の一部がなくなっていたことがわかりました。県警本部が、きょう(16日)、明らかにしました。
これは、先月(11月)21日、事件の送致のため、証拠品を点検していたたところ、小分けした乾燥大麻の一部がなくなっていることがわかったものです。
失われた大麻は、0・3ミリグラムと微量ですが、鍵のある保管庫に入れられていたもので、去年(2024年)12月20日に鑑定後、署員が返還を受けて以降、確認されていませんでした。紛失した理由は不明ですが、誤って廃棄した可能性があるということです。
警察によりますと、この事件では、紛失したものを合わせて96グラムの大麻が押収され、容疑者の尿からは大麻の成分が検出されるなどしています。
県警では、「証拠品の厳格な取り扱いについて、指導を徹底する」と、コメントしています。