ラジオ番組を通じて、目の不自由な人や身体に障害のある人を支援するための募金を呼びかける「第40回和歌山放送ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」のメインイベント、24時間特別番組が、きょう(25日)正午に終了しました。これまでの募金の総額は、きょう午後5時現在、およそ230万円となりました。

ミュージックソンは、東京のニッポン放送をはじめ、和歌山放送など、全国11の民放ラジオ局が、毎年11月から1月までの3か月間にわたり展開しているチャリティ・キャンペーンです。
目の不自由な人が、道路を安全に渡れるよう街に「音の出る信号機」を増やすことや、障害者施設へ機器を提供するための募金を呼びかけているもので、和歌山放送では、寄せられた浄財をもとに、これまでに、和歌山県と大阪府南部の120か所に音の出る信号機を寄贈・設置しています。

今回の和歌山放送のミュージックソンでは「ありがとう40年、ラジオがつなげる」をテーマに展開していて、きのう(24日)正午からきょう正午までの24時間は、落語家の桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんや和歌山県住みます芸人の
ワンダーランド・たにさかさん、和歌山県出身の女優、堀川梨心(ほりかわ・りこ)さん、点字ボランティアの亀山直美(かめやま・なおみ)さんらが出演して、アナウンサーや番組パーソナリティらとともに特別番組を放送し、活動への理解とともに、募金への協力などを呼びかけました。
また、きょう午前中も、JR和歌山駅前など県内3か所に街頭募金基地「愛の泉」を設け、小雨が降る寒空のもと、和歌山放送のスタッフらが、通行人や買い物客らに募金への協力を呼びかけました。
今回の和歌山放送のミュージックソンに寄せられた募金の総額は、きょう午後5時現在、230万 829円にのぼっています。寄せられた募金は、「通りゃんせ基金」として、音の出る信号機や障害者用教育機器の寄贈などに活用されます。
ラジオ・チャリティ・ミュージックソンのキャンペーンや募金の受付は、来年(2026年)1月31日まで実施します。引き続き、ご協力をお願いします。