豊臣兄弟ゆかりの市内の旧跡をPR 和歌山市
2025年12月26日 20時35分
歴史・文化

戦国時代の武将、豊臣秀吉と秀長の兄弟をテーマにしたNHKの大河ドラマが年明けから放映されることにあわせて、和歌山市では和歌山城や日本三大水攻めのひとつと言われている太田城跡など市内にあるゆかりの史跡をPRして観光に繋げていくということです。

秀吉と弟の秀長らは今から440年前紀州攻めを行った際、地元の雑賀衆や根来衆と戦い、岩出市の根来寺や紀の川市の粉河寺を焼き討ちしたほか、JR和歌山駅東口近くにあった太田城を堀で囲んで水攻めするなどしました。

和歌山市では、水攻めを受けた太田城の城跡と土塁跡周辺を案内する看板を設置し、史跡をPRするということです。

また、秀吉に命じられた秀長が築城の名人とされる藤堂高虎(とうどう・たかとら)らと築城した和歌山城をPRするため、お天守茶屋で記念の朱印を販売しています。

ドラマの放映を機会にこのほかにも市内の史跡をPRするほか、3月に和歌山の歴史を学ぶシンポジウムも開催することにしています。