遺産横領の疑い、紀の川市の弁護士逮捕/和歌山
2026年1月6日 17時44分
事件・事故
相続不動産の売却で振り込まれた現金500万円あまりを着服したとして、紀の川市の弁護士が、きょう(6日)までに、岩出警察署に逮捕されました。業務上横領の疑いで逮捕されたのは、紀の川市貴志川町長原(ながはら)に住む、和歌山弁護士会所属の弁護士、矢田裕己(やた・ひろき)容疑者41歳です。
矢田容疑者は、去年(2025年)11月、依頼人から請け負った遺産整理で相続不動産の売却で振り込まれた現金およそ512万円を相続人に分配せず、着服、横領した疑いです。きのう(5日)、警察に自首し、容疑を認めているということです。
調べによりますと、矢田容疑者は、和歌山市内で法律事務所を経営していて横領した現金は投資に使ったということです。警察で詳しく調べています。
この事態を受け、和歌山弁護士会の岡正人(おか・まさと)会長は、きょう談話を発表し「逮捕事実の真偽については、今後の捜査と裁判の進展を待つことになるが、預かり保管金などを着服したということが事実であれば、基本的人権の尊重と社会正義の実現を使命とする弁護士と弁護士会の社会的信用を失墜させる行為で、到底許されるものではない」として、今後、原因の究明や再発防止対策を検討し、信頼回復に努める考えを示しました。