第147回和歌山放送情報懇談会、前駐中国大使の垂秀夫さん講演
2026年2月19日 17時49分
政治

和歌山放送の第147回情報懇談会がきょう(19日)午後、和歌山市のホテル・グランヴィア和歌山で開かれ、立命館大学教授で前中華人民共和国特命全権大使の垂秀夫(たるみ・ひでお)さんが「習近平中国との付き合い方」と題して
講演しました。

講演する垂秀夫さん(ホテルグランヴィア和歌山)

垂さんは大阪府出身で、1985年に外務省に入省。在中国大使館や外務省の中国モンゴル課長、大臣官房長などを歴任し、2023年まで第16代駐中国大使を務めた外交の専門家です。

講演で垂さんは、中国の歴代の指導者の国家観について解説したうえで、日中関係の構築は感情論や善意に頼るのではなく、目的や手段、時間軸を明確にする「戦略的思考」を持つことの重要性を説きました 。そして、現在の日中情勢を踏まえ、日本の国益を冷静に主張しながらリスクを管理する手法についても解説すると、会場を埋めた県内の経営者らが熱心に耳を傾けていました。

講演に熱心に耳を傾ける会員のみなさん(ホテルグランヴィア和歌山)

また、講演後には質疑応答も行われ、参加者は外交の第一線で活躍した垂さんに次々と質問を投げかけていました。