人身事故相次ぎ2人死亡、南海高野線と阪和線
2021年6月20日 18時24分
事件・事故 交通

きょう(20日)昼前後に、南海高野線とJR阪和線で人身事故が相次ぎ、2人が死亡し、休日のダイヤが乱れ、あわせて2万3千人近くに影響しました。

いずれもホームから線路に向かって飛び込む人の姿が、防犯カメラに写っていて、大阪府警では自殺の可能性が高いとみて調べています。

午前11時半すぎ、大阪市の南海高野線、萩ノ茶屋(はぎのちゃや)駅で、難波発の急行電車に80代とみられる男性がはねられ、死亡しました。また、午後0時15分頃には、大阪・和泉市のJR阪和線、信太山(しのだやま)駅で、天王寺発の快速電車に40代男性とみられる人がはねられ、死亡しました。

南海電鉄とJR西日本によりますと、それぞれ一部区間で運転を見合わ、運休や遅れが出て、ダイヤが乱れ、南海はおよそ1万人、JRはおよそ1万3千人に影響しました。また、それぞれに振り替え輸送を実施しました。