和歌山市中央卸売市場に新青果棟完成、4月供用へ
2026年3月29日 17時30分
経済
社会
和歌山市西浜(にしはま)にある中央卸売市場(しじょう)に、新しい青果棟が完成し、きょう(29日)、開場記念式典が行われました。

記念式典は、新しい青果棟・仲卸(なかおろし)ゾーンで行われ、主催者を代表した挨拶で、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は、「充実した市場機能を活かし、これまで以上に販路の拡大を図り、国内外に質の高い食文化を発進していきたい」と話し、和歌山市中央卸売市場協会(いちばきょうかい)の岸泰宏(きし・やすひろ)会長は、「市場の役割や機能をさらに強化し、関係者一同決意を新たに取扱高(とりあつかいだか)をより一層増加させていきたい」と話しました。

これに対し、和歌山市青果仲卸業協同組合の川﨑悟(かわさき・さとる)理事長が「100年先を見据えた新施設を最大限に活用し、和歌山の農業振興、そして、地域経済の発展に寄与していく決意です」と謝辞を述べました。
そして、尾花市長や来賓の宮﨑泉(みやざき・いずみ)知事らがテープカットして、新しい青果棟の完成を祝いました。式典のあと、内覧会が行われ、施設の新しい機能や特徴が出席者に披露されました。
和歌山市では、2017年度から、中央卸売市場を、時代が求める機能を備えた施設へと再整備を進めていて、2020年7月には、総合食品センター「わかやままるしぇ」、おととし(2024年)4月には、水産棟が供用を始めています。

今回完成した新しい青果棟は、耐震性の強化や衛生管理の高度化、物流効率の向上などが図られていて、来月(4月)から、消費者に安全・安心な生鮮食料品を安定的に供給できる「新たな和歌山市民の台所」として供用が開始されます。また、4月2日午前4時半からは、初市式(はついちしき)も行われます。