小梅「パープルクイーン」の収穫始まる/田辺市
2026年5月18日 16時58分
経済 社会

全国屈指の梅の産地である紀南地方で小梅「パープルクイーン」の収穫が始まり、和歌山の梅の季節が幕を開けました。

赤く熟した小梅を丁寧に摘み取る梅田純也さん(田辺市中三栖)

このうち、田辺市中三栖(なかみす)で4代にわたって梅農家を営む梅田純也(うめだ・じゅんや)さんの園地では、およそ1000平方メートルに40本の小梅の木が植えられていて、けさ(18日)赤く色づいた小梅を丁寧に摘み取る作業が行われました。

紀南地域のみで栽培される小梅「パープルクイーン」

小梅「パープルクイーン」は、紀南地域のみで栽培されている品種で、梅酒や梅ジュースにすると果実がきれいなピンク色に染まるのが特徴です。今年の作柄について、梅田さんは「春先の雹の被害やカメムシの影響で、収穫量は例年より少なめです。また気温が高いためか熟すのが早く、貴重な梅になっています。ぜひ梅ジュースや梅酒として楽しんでもらいたい」と話していました。JAわかやまによりますと、県内の梅の生産量は、4年連続となる雹による被害などの影響で、前の年をさらに下回る見込みですが、果実の成長は順調だということです。また、小梅に続き、主力の「南高梅(なんこううめ)」の収穫は、今月下旬から始まる予定です。