有吉佐和子文学賞、高校生が最優秀賞を初受賞/和歌山市
2026年5月16日 15時24分
歴史・文化 教育

和歌山市出身の作家、有吉佐和子(ありよし・さわこ)を顕彰するとともに、文学を学ぶ機会の提供などを目的に創設された文学賞の第3回受賞者が決まり、初めて、高校生が最優秀賞を受賞しました。

これは、和歌山市が募集しているエッセイのコンテスト「有吉佐和子文学賞」で、最優秀賞には、千葉県茂原市(もばらし)の千葉敬愛(けいあい)高校2年、小高桃子(おだか・ももこ)さんの作品「コンプレックスとチャームポイント」が選ばれました。作品では、病気で髪の毛の一部が白くなったことを悲観していた自分と、それをチャームポイントとして受け止められるようになった自分について、心の動きが丁寧に描かれています。

第3回の文学賞には、国内外から1314点の応募があり、47都道府県すべてのほか、アメリカやドイツ、マレーシア、モンゴルなどからも作品が寄せられました。年齢別では10代の応募が最も多く、全体の4分の1を占め、最年少は中学1年生、最高齢は94歳でした。

そして、このほど、最優秀賞のほか、優秀賞1点や佳作5点、それに、中高生が対象の奨励賞には6点が選ばれました。また今回は、有吉佐和子が学んだ東京の光塩(こうえん)女子学院の中学生から多くの応募があり、このうち、2年と3年から1人ずつ、あわせて2人が奨励賞を受賞しました。

表彰式は、来月(6月)7日・午後1時半から、和歌山市伝法橋南ノ丁(でんぽうばしみなみのちょう)の有吉佐和子記念館で行われます。