文科省ネクストハイスクール構想先導拠点に3校/和歌山
2026年7月2日 17時52分
教育

未来の労働市場や地方経済の活性化のため、先端事例を取り入れた高校教育を図ることを目的とした文部科学省の「ネクストハイスクール構想」の改革先導拠点に、和歌山県から県立高校3校が採択されました。採択されたのは、和歌山工業と新宮、それに、貴志川の3校です。

総事業費は、3校あわせて、3か年で62億円で、このうち、和歌山工業は、2028年度までの3か年に39億円の事業費を確保しました。これは、今回採択された全国69校のうち、最大の事業費です。

県教育委員会によりますと、工業系人材を多数輩出する和歌山工業では、デジタル生産システムを学ぶ専攻科の新設や、県内企業の技術者による実践的な教育、また、企業や他の高校、小中学校と連携したものづくりの学びの場を整備します。

近隣に高等教育機関がない新宮高校では、データサイエンスの視点を取り入れた取り組みや、オンラインによる研究者らとの交流の促進、また、高度な理科実験設備の整備などで、理系人材の育成に努めます。

隣接地域の学校に比べ、小規模校の貴志川高校では、他の学校の授業をオンラインで学べるように整備したり、産学官の連携で、地域の探求学習に力を入れるなどします。

県教委では、今年度から取り組める分野から、事業を進めるとしていて、即戦力となる地域の職業人材や、高度な理系人材の育成に努め、地域一体となって盛り上げたい考えです。