2歳児虐待死、初公判で両親が起訴内容を認める/和歌山
2026年7月2日 17時58分
事件・事故
和歌山市内の自宅で、2歳だった長女を虐待したうえ、けがの治療をせず、去年(2025年)7月に死亡させた罪に問われた、ともに26歳の両親の裁判員裁判の初公判が、きょう(2日)和歌山地方裁判所で開かれ、両被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、母親の平菜々美被告と父親の晴流被告は、去年7月上旬までに、2歳だった長女の流菜ちゃんに、和歌山市内の当時の自宅で、暴力を加えたうえ、けがにより十分に食事をとることが困難な状態にあっても、医師による治療を受けさせず、低栄養状態の流菜ちゃんを外傷性ショックで死亡させた、保護責任者遺棄致死の罪に問われています。
きょうの初公判で両被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、両被告は流菜ちゃんに対し、暴力を加えたり、去年4月からは食事量を減らすなど、「長女をストレスのはけ口にしていた」と指摘するとともに、「被告人の間で、暴力の回数などに差はあるとしても、責任は同等である」と述べました。
晴流被告の弁護人は「暴行や食事制限をしたのは菜々美被告であり、多くは晴流被告がいないときに行われた」と主張したのに対し、菜々美被告の弁護人は、「虐待のほとんどは菜々美被告が行ったものの晴流被告も認識していた。責任の差はない」と述べました。