母子支える赤ちゃん食堂、各地に拡大 資金課題「公的支援を」 
2026年7月3日 17時27分
福祉・医療

出産後の母親が孤立することを防ごうと赤ちゃんを連れて集まって食事や会話ができる「赤ちゃん食堂」が全国で広がっています。

和歌山県有田市では、地元の助産院がことし4月から月に1回開いていて、1回目は10組の親子が利用し1歳児までには離乳食が無料で出され、母親同士は500円のカレーを囲んで笑顔で語り合っていました。

「子育てに向き合っていると孤独に感じる時がある」と話す玉置知佳子(たまき・ちかこ)さん27歳は1歳3カ月の息子と訪れ「安心して食事ができた」と話していました。

神奈川県寒川町(さむかわまち)で助産師の菊地愛美(きくち・まなみ)さん39歳が全国の食堂を支援しようと設立したNPO法人によりますと、赤ちゃん食堂は30の都道府県に広がっています。

ただ、運営する側の費用の負担は重くこども食堂のように自治体の支援を受けられないケースもあるということです。

産後のケアに詳しい東京情報大学の市川香織(いちかわ・かおり)教授は「ボランティア頼みでは継続性がなくなる。本来、公的な支援が入ることが望ましい」と指摘しています。