コメ、デンプンで原油代替 ナフサ不安、高まるニーズ
2026年7月4日 16時12分
経済
社会
中東情勢の混乱でナフサの供給不安が高まる中、コメやデンプンといった植物由来の原料を活用した代替素材が注目を集めています。
米油を製造するかつらぎ町の築野(つの)グループ株式会社は、副産物として出た米ぬかの非食用部分から、食品包装などの印刷インキに配合する樹脂を生産しています。
およそ10年前からコンビニのおにぎりの包装に採用されており、インキ原料の約半分を占める石油由来樹脂の大部分が置き換えられているということです。
担当者は「各社が代替可能な別の素材を持っておく必要性を感じている。そうしたニーズに対応したい」と話しています。
築野(つの)グループをはじめ、食用に適さなくなった備蓄米や廃棄される国産米を活用して、プラスチックの原料「ライスレジン」を製造している福島県浪江町(なみえまち)の株式会社ライスレジンなど、環境負荷が低い再生可能資源として技術開発に注力する企業もあり、ナフサ由来に比べ割高ですが、今後ニーズが高まりそうです。