戦後81年目の2026 戦争と平和を語る会
2026年7月27日 17時18分
歴史・文化
社会
戦後81年となる今年、日高地方の学徒動員や空襲の記憶を風化させないための「戦争と平和を語る会」が8月9日に、御坊市中央公民館で開催されます。
このイベントは、御坊市を中心に活動するボランティア団体「おはなしサークル 泉のひろば」が主催するもので、この催しでは、千葉市在住の花澤怜子(はなざわ・れいこ)さんが作画と文を手がけた紙芝居『泣かなわいやろか』を上演します。
花澤さんは戦時中、東京から、現在の御坊市藤田町へ疎開し、日高高等女学校の1年生として煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)での陣地設営など、過酷な学徒動員に従事しました。
紙芝居には、米軍機による機銃掃射の恐怖や、昭和20年6月の空襲で級友を亡くした悲痛な体験が描かれています。
当日は、81年前の体験を花澤さん本人が直接語るほか、ご子息の徹(とおる)氏による調査報告も行われます。
徹氏は、当時の軍隊側の記録と生存者の記憶を照らし合わせ、学生たちに強いられた過酷な労働の実態を詳細に調査してきました。
主催する「泉のひろば」の小山千賀(こやま・ちか)代表は、「6年前の結成以来、絵本の読み聞かせを通じて活動を続けてきましたが、今回は特別企画として、地元の印南町、美浜町、美山村などの戦争体験を共有し、平和への思いを新たにしたい」としています。
「戦争と平和を語る会~戦後81年今こそ語ろう戦争と平和を!!~」は、8月9日午後1時半から、御坊市中央公民館の大ホールで開催されます。