総本山・紀三井寺で夏の恒例行事「千日詣り」
2026年7月27日 17時17分
社会

和歌山市の「総本山 紀三井寺」で夏の恒例行事「千日詣り」が来(8)月9日、行われます。

この日は、「一日参れば千日の功徳」を授かることができる特別な日として、古くから多くの参拝客で賑わいます。

この「千日詣」の由来は、今からおよそ1250年前、紀三井寺を開いた為光上人(いこうしょうにん)のもとへ、龍宮の乙姫が「消えることのない龍灯」を献上しに現れたという伝説にちなんでいます。

当日の夜8時からは、この伝説を再現した「龍宮乙姫(りゅうぐうおとひめ)龍灯献上行脚(りゅうとうけんじょう あんぎゃ)」が行われます。

龍宮城の土産を手にした女官たちを従え、乙姫が仏殿から本堂までを練り歩く幻想的な行事です。

行脚の先頭では、使いの者が「龍宮乙姫(りゅうぐうおとひめ)、龍灯献上(りゅうとうけんじょう)、一日千日(いちにちせんにち)、福徳招来(ふくとくしょうらい)!」と高らかに唱え、参拝者の幸せを祈ります。

また、夜8時半から行われる恒例の「福棒投げ」では、「福毒来(ふくどくらい)」と書かれた御幣(ごへい)が投げられ、これを、手にした人には大きな福が授かると伝えられています。

なお、当日は終日、本堂にて厄除けなどの御祈祷も受け付けているということです。

さらに、お盆の締めくくりとなる8月15日の夜7時からは、「灯籠供養」が行われ、境内におよそ1500ある灯籠が灯され、読経とともに御霊(みたま)を天へと送る、お盆の送り火が営まれます。