紀南地方で、梅の「天日干し」が本格化/和歌山
2026年7月30日 17時30分
経済 社会

日本一の梅産地、紀南地域では、夏の日差しが強まるこの時期に、梅干し作りの仕上げとなる「天日(てんぴ)干し」の作業が本格化しています。

梅の天日干し作業(田辺市)

梅農家では、塩漬けにした梅を、一粒一粒、畳一畳ほどの広さのザラと呼ばれるセイロに並べ、3日から5日ほど、太陽の光に当てる「天日干し」を行います。

梅の天日干し作業(田辺市)

梅は天日にさらすことで、余分な水分が抜け、皮が柔らかくなり、風味が増すとされます。こうして仕上げられた白干梅(しらぼしうめ)は、選別、樽詰めされ、JAや梅干の加工業者に出荷され、減塩化や調味加工されて、はちみつ梅などの製品として、全国の消費者に届けられます。

田辺市下三栖(しもみす)で南高梅(なんこううめ)を中心に生産する梅農家の堀口敦司(ほりぐち・あつし)さん53歳は「収量は例年の半分ぐらいですが、出来は良好で、自信の持てる梅干が出来たので、ぜひ、味わってください」と話しています。

梅の天日干し風景は、今月(7月)下旬頃から、紀南地域の各所で見られ、夏の風物詩となっています。