梅干しで熱中症予防を 紀州田辺の振興団体配布
2021年7月8日 17時05分
災害・防災 社会

梅の産地として知られる和歌山県田辺市の

「紀州田辺うめ振興協議会」は

熱中症対策として梅干しを食べてもらおうときのう(7日)、

田辺市内で開いた救命講習会の受講者に無償で梅干しを配りました。

講習会は8月中旬までに市内で20回開催される予定で、

全ての会場で梅干しを配ります。

協議会は熱中症の予防に塩分と水分の補給を推奨し、

梅干しが有効として、市消防本部が主催する救命講習会で

2012年から毎年配布しています。

7日の講習会は和歌山森林管理署の職員を対象に開催し、

30人が受講しました。

山林での作業歴がおよそ35年という職員の

河合敏宏(かわい としひろ)さんも受講し、梅干しを受け取りました。

「山で熱中症になりかかったことが何度かあるので、梅干しを食べるように心掛けたい」と話しました。