終戦から81年 和歌山市で「平和の鐘の打鍾会」
2026年8月15日 16時20分
歴史・文化
社会
終戦の日のきょう(8月15日)、和歌山市の岡山時鐘堂(じしょうどう)で、和歌山ユネスコ協会主催の第78回「平和の鐘の打鐘会(だしょうかい)」が開かれ、市民が鐘をついて、戦争の無い恒久平和を祈りました。

この取り組みは、和歌山ユネスコ会が恒久平和への思いを市民とともに発信しようと、1948年(昭和23年)から毎年開いているもので、終戦81年となったことし(2026年)で78回目を迎えました。

岡山時鐘堂には、和歌山市の阿形博司(あがた・ひろし)教育長をはじめ、子どもからお年寄りまで多くの市民およそ60人が集まり、戦没者へ黙とうを捧げたあと、ひとりひとりが順番に鐘をついて手を合わせました。

団体職員の三田寛之(みた・ひろゆき)さん46歳と小学校2年生の明徳(あきのり)さん7歳は、「去年、この子が来年も行きたいと言ったので、今年も来ることにした」と話し、「鐘付きが楽しい。今年は、和歌山大空襲で亡くなった人のために、鐘を鳴らした。今年は、自分の力で鐘を鳴らすことができた」と話していました。

和歌山ユネスコ協会の芝本和己(しばもと・かずき)会長は「日本としては、平和を享受して81年、ありがたいなあと言う思い。大切なのは教育で、いま自分に何ができるのかを考えて、行動すべき。一番悪いのは無関心です」と語りました。

きょうは、県内33の寺院でも同じような催しが行われ、平和への祈りを込めた鐘の音が響き渡りました。