【高校野球】智辯和歌山、タイブレークを制し5年ぶりベスト8入り
2026年8月15日 16時15分
教育 スポーツ 社会

第108回全国高校野球選手権大会に和歌山代表として出場している智辯和歌山はきょう(15日)、第2試合で福井の敦賀気比(つるがけひ)と対戦し、7対3で勝って全国制覇を果たした2021年以来5年ぶりのベスト8進出を決めました。智辯和歌山の先発・背番号17の2年生左腕・米原(よねはら)は、4回まで敦賀気比打線を1安打無得点に抑えてきましたが、5回に3本のヒットと送りバントなどで2点を奪われ、リードを許しました。敦賀気比の先発、背番号8の2年生左腕・辻琉成(つじ・りゅうせい)に無得点に抑えられていた智辯和歌山は8回表、フォアボールとヒット、それに送りバントでワツーアウトながら3塁・2塁と一打同点のチャンスを作ると、7番・川原(かわはら)がセンターへタイムリーツーベースを放ち、同点に追いつきました。5回途中からマウンドに上がった智辯和歌山の2番手、背番号11の3年生・久葉(くば)は、代わってから得点を許さず、2対2のままノーアウト1塁・2塁からのタイブレーク方式による延長戦に入りました。

智辯和歌山は11回表、送りバントでランナーを3塁と2塁に進めると、 7番・川原(かわはら)がレフトへタイムリーヒットを放ち、待望の勝ち越し点を挙げました。さらに8番・山下(やました)、9番・黒川(くろかわ)の連続タイムリーなどで この回5点をあげ、その裏、1点を返されますが久葉(くば)が後続を断って、7対3で敦賀気比を下し、智辯和歌山が優勝した2021年以来5年ぶりのベスト8進出を決めました。
勝因について中谷仁監督は「あきらめない気持ちとバッテリーを中心とした守備かなと思います。次に向けてしっかりコンディションを整えて準備したいと思います」と話していました。また、8回に同点のタイムリー、11回に勝ち越しのタイムリーを放った川原選手は「8回は自分がここで決めてやるんだという強い気持ちで打席に立ちました。11回は前の打席と意識は変わらずに立ったからこそああいう結果につながったと思います」と話していました。
 なお智辯和歌山は、試合後の抽選の結果大会13日目、日程が順調に進めば18日の準々決勝第2試合で対戦します。

ところで、終戦の日のきょう(15日) 戦没者への慰霊と平和を祈念するため、甲子園球場でも黙とうが行われました。この試合の5回表終了後、正午の時報を合図に両チームの選手も黙とうを捧げました。

また、第2試合に先立って高校野球の育成と発展に20年以上貢献した 指導者を称える日本高野連の「育成功労賞」の表彰式が行われ、受賞者49人を代表して熊野高校の吉田茂(よしだ・しげる)監督らが表彰を受けました。