施工不良発覚の八郎山トンネル開通へ/和歌山・那智勝浦町・串本町
2026年8月16日 18時32分
災害・防災
交通
大規模な施工不良が見つかり、やり直し工事が行われていた那智勝浦町と串本町を結ぶ、県道長井古座(ながい・こざ)線の八郎山(はちろうやま)トンネルが、来月(9月)20日に開通します。
開通するのは、那智勝浦町中里(なかさと)と串本町上田原(かみたわら)を結ぶ、八郎山トンネルおよそ0・7キロを含む県道、2キロの区間で、これにより、およそ3・4キロの事業区間の2車線整備が完了します。
八郎山トンネルは、2020年9月に着工され、2年後に工事が完了しましたが、ほどなく、内部のコンクリートの厚さが、基準を満たしていないなどの施工不良が次々に明らかになりました。このため、請負業者の費用負担で、掘削以外の全面的なやり直し工事が行われ、今年(2026年)1月、再施工が完了、技術検討委員会や県による確認を経て、健全なトンネルと判断されました。
そして、トンネル前後の道路工事などが行われ、当初の開通予定から、2年9か月遅れの来月20日・午後4時に開通します。開通により、地域連携の強化や、災害時の国道42号の代替路として期待されています。
なお、開通に先立ち、この日の午後1時半から、那智勝浦町の町立太田(おおた)小学校で、「開通を祝う会」が開かれます。