紀伊半島大水害から15年、4日は各地で慰霊/和歌山
2026年9月3日 17時56分
災害・防災

和歌山、奈良、三重の3県で、死者と行方不明者あわせて88人が出た2011年の紀伊半島豪雨から、あす(4日)で15年となり、各地で慰霊や追悼の行事が行われます。

29人が犠牲になった那智勝浦町では、午後1時半から、井関(いせき)地区の紀伊半島大水害記念公園で、町長や町議会議長、それに、遺族らによる献花が行われます。

一方、14人が犠牲になった新宮市でも、午前9時半から、熊野川町田長(たなご)の道の駅・瀞峡街道熊野川(どろきょうかいどう・くまのがわ)で、市長や市議会議長、教育長らが参列し、慰霊の献花などが行われることなっています。

紀伊半島大水害は、2011年9月に、台風の影響で、紀伊半島を中心に発生した豪雨災害で、河川の氾濫や土砂災害、山の斜面が岩盤ごと崩れる「深層崩壊(しんそうほうかい)」が多発し、被害が拡大しました。そして、和歌山で56人、奈良で15人、三重で2人が死亡し、3県であわせて15人が行方不明となりました。

今年(2026年)は、折しも、台風と秋雨前線の影響で、今夜から6日頃にかけて、大雨の予報が出ていますが、当時は、気象庁の従来の警報が、必ずしも住民の迅速な避難に結び付かなかったとして、重大災害が起きるおそれが著しく高まった場合に出す「特別警報」導入のきっかけとなりました。