JAの青年部がことしも梅干し盗難防止の夜間パトロールへ
2026年9月8日 18時15分
経済 事件・事故 社会

田辺市のJAわかやま青年部・紀南地域本部では、特産品の梅干しの盗難被害を未然に防ぐため、ことし(2026年)も夜間パトロールを行います。

夜間パトロールは、土用干し)が終わって出荷を目前に控えた梅干しが何者かに盗難される被害が深刻化した2016年から、毎年、田辺市の梅どころ・三栖((みす)地区を中心に行われています。

三栖地区は、紀南地方で年間平均およそ2万トンあるJAの梅生産量のおよそ4分の1を占める梅どころで、収穫された特産の紀州南高梅を自宅で塩漬けにし、夏の陽射しで土用干しした「白干し梅()」を梅加工メーカーなどに原料として出荷する農家が集中しています。

ところが、10年前ごろから、田辺市や隣のみなべ町の梅農家を中心に、出荷を目前に控えた梅干しが何者かに大量に盗難される被害が相次ぐようになり、JAの青年部が夜間パトロールを行うようになったもので、ことし(2026年)でまる10年を迎えます。

近年では、天候不順やひょうなどによる不作の被害も相まって、梅産業の維持が危機的な状況に直面するなかで、JAわかやま青年部・紀南地域本部では、ことしも決起集会を開いて、梅干し盗難被害を未然に防ぐため、地域と連携したパトロールに全力を注ぐ方針です。