美浜町の藪内町長、体調不良理由に次期選挙に不出馬表明/和歌山
2026年9月15日 17時45分
政治

和歌山県初の女性町長となった美浜町()藪内美和子(やぶうち・みわこ)()町長64歳が、体調不良を理由に、来年(2027年)2月に行われる任期満了に伴う町長選挙に立候補しないことを、きのう(9月14日)の定例町議会で表明しました。

美浜町の藪内町長(2023年2月、再選時)

藪内町長は元・美浜町職員で、健康推進課長などを歴任したあと、2019年の町長選挙で当時の現職を破って初当選し、現在2期目です。

藪内町長は、南海トラフ巨大地震などの防災対策の一環として、県内の市町村で初めて事前復興計画を策定したほか、煙樹ヶ浜()(えんじゅがはま)海岸キャンプ場と周辺の整備などに取り組みました。

きのうの定例町議会で、議員から3期目への出馬の意思を問われた藪内町長は「体調不良で次の4年間を考えたときに責任を果たしきれないと考え、今期で引退することが最善と判断した」と答弁し、立候補しないことを表明しました。

きょう(15日)、和歌山放送のインタビューで藪内町長は「三半規管が弱く、耳鳴りが続いていて人の話を聞き取ることが難しい状態で、低気圧や台風の時には一日起きられず、公務を休んでしまったこともあった。これでは、次の4年間を勤めることが難しいと考え、家族や後援会とも相談して、不出馬を決めた。残り半年の任期で次へ繋ぐことが使命と考えている」と話しています。

その上で藪内町長は「後継者は考えていない」とも述べ、退任後は治療に専念する考えを示しました。

任期満了に伴う美浜町長選挙は、町議会議員選挙とともに、来年2月2日告示、7日投票の日程で行われる予定です。