高野町富貴地区・丹生神社の例大祭/和歌山
2026年10月11日 17時28分
歴史・文化
社会
高野町東部の山あいにある富貴(ふき)地区で、きょう(10月11日)神社の秋の例大祭が営まれ、氏子たちが威勢のいいかけ声とともに、神輿を担いで集落を練り歩きました。
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例大祭は、東富貴地区と西富貴地区にそれぞれ鎮座する丹生(にう)神社で、毎年10月のこの時期に営まれていて、およそ300年の歴史を誇ります。
午前10時過ぎ、東西それぞれの丹生神社に法被姿の男衆が参拝したあと、およそ20人がひと組となって神輿を担いで「ヨーイソーリャ」のかけ声とともに集落を練り歩き、ときおり住民らがはやし立てる声に合わせて「ワッショイワッショイ」と激しく神輿を揺さぶる荒技を披露し、盛り上げていました。

富貴地区では少子高齢化による過疎化が進んでいましたが、近年では、町外から移住して農業や飲食業、陶芸などに取り組む若い人らが増えていて、一時休校となっていた町立小学校も子どもが増えたため、おととし(2024年)復活するなど新たな活気が生まれつつあり、神輿の担ぎ手も確保できるようになってきたということです。
西富貴丹生神社の井阪祥春(いさか・よしはる)宮司は「例大祭が無事に行われるのは大変有難い。本来ならば、神輿のほかにだんじりも欠かせないが、そこまで担い手の人数が回復していない。しかし、祭は地域の人々を繋ぐ大切な行事なので、 少しずつ取り戻せたら」と話しています。