大雨で県内の交通機関で遅れや運転見合わせ(17日午後5時現在)
2021年8月17日 17時14分
災害・防災 社会 交通

前線と低気圧の影響で和歌山県内は、朝から激しい雨となっていて、和歌山市など県の北部には大雨警報や洪水警報が発表されています。

和歌山気象台によりますと和歌山市、海南市、有田市に土砂災害警戒情報を発表しし、警戒を呼び掛けています。特に、降り続く大雨のため、警戒対象地域では土砂災害の危険度が高まっています。気象台は土砂災害について警戒レベル4の避難が必要となる危険な状況と判断し、対象地域の自治体から発表される避難指示などの情報に注意し早めの避難を呼び掛けています。

県内できょうの1時間当たりの最大雨量が和歌山市で42ミリ、日高川町川辺で、79・5ミリとなるなど激しい雨が降っています。特に日高川町川辺では8月の観測史上最大の雨量となっています。また、和歌山市ではきょう午後3時40分までの半日の雨量が145ミリとなっていて市内の一部の道路では冠水しているところがあります。

気象台の調べによる今月11日の降り始めからきょう(17日)午後4時までの雨量は田辺市護摩壇山で604ミリ、田辺市龍神村で516ミリ、有田川町清水で377ミリとなっています。

この大雨の影響できょう(17日)午後4時半現在JR紀勢線が御坊駅と和歌山駅間で運転を見合わせているほか、JR和歌山線は粉河駅と和歌山駅間で運転を見合わせています。南海電鉄は和歌山市駅とみさき公園駅の間で運転を見合わせています。また和歌山電鐵貴志川線も運転を見合わせています。