笠田小で児童が障がい者と交流
2021年10月7日 19時02分
福祉・医療 教育 社会

地元の福祉施設でさをり織りに取り組む、障がいのある人と児童がさをり織の体験を通じて理解し合う交流授業がきょう(6日)かつらぎ町の小学校で行われました。

児童が障がい者やスタッフらと交流(笠田小で)

これは、笠田小学校と町内にある社会福祉法人和福祉会 和(なごみ)で作業をしている障がい者が手足を駆使してマフラーなどを編むさをり織の作業を一緒にしながら交流を深めようというと昨年に続いて行われました。

きょうの交流授業は、笠田小学校の5年と6年の児童と、施設でさをり織を行っている障がいを持つ人ら14人が一緒になって織物づくりを体験しました。

参加した児童は、日ごろ作業をしている障がい者や、スタッフの指導を受けながら

足と手を駆使して織物づくりを体験しました。

交流授業の様子(笠田小で)

参加した5年生の男子児童は「手と足の使い方が難しかった。お母さんにプレゼントしたい」と話していました。

施設を運営する和の青木淳子(あおき あつこ)さんは「地元の児童と障がい者の交流を通して相互の理解が深まれば」とこうした交流に期待を寄せています。

作業施設 和(なごみ)の取り組みをも紹介された(笠田小で)