和歌山県商工会議所連合会が仁坂知事に要望書
2021年10月20日 15時34分
政治 経済

和歌山県内7つの市の商工会議所で構成する和歌山県商工会議所連合会の会頭や副会頭らが、きょう(20日)、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事に、来年度(2022年度)の県の予算編成に関する要望書を手渡しました。

勝本会長(奥)から要望書を受け取る仁坂知事(手前)(10月20日・和歌山県庁知事室)

要望には、新型コロナウイルスで打撃を受けた県内の中小企業に対する支援の継続や、アフターコロナの観光客の誘致の再開や観光資源の発信などを求めたほか、大規模自然災害対策、紀伊半島一周高速道路の建設促進などについても要望しました。

あわせて各商工会議所ごとの要望も盛り込まれ、このなかで、橋本商工会議所からは、チューリップやアジサイを植えて観光地化を進める恋野(こいの)地区の特産品として、あらたにサツマイモを植えて「恋のいも」として商品化する取組みへの支援を求めました。

県・商工会議所連合会の勝本僖一(かつもと・きいち)会長から要望書を受け取った仁坂知事は「皆さんからの要望は大変よくわかった。とくに国内観光では、わかやまリフレッシュプラン3rdも好調で、アクセルを踏む状況ではないかと思う。財政状況をみながら、県としてしっかりお答えできるよう努力する」と述べました。