特殊詐欺事件で20代の男性5万円の被害
2021年10月25日 19時18分
事件・事故 スポーツ 社会

和歌山市に住む20代の男性がマイクロソフトの社員を名乗る男の指示に従って電子マネーを購入しだまし取られる特殊詐欺事件があり、警察が調べています。

警察によりますと被害者の男性は、今月14日パソコンで無料ゲームを検索していたところ、「ウイルスに感染した」と画面に表示が出ました。指示された電話番号にアクセスしたところ、マイクロソフトの社員を名乗る片言の日本語を話す男が対応に出て被害者にウイルスからの保証代金として3万円分の電子マネーを購入し支払うよう指示をしました。その後2万円分についてエラーコードが出たからとさらに指示されたため2万円分の電子マネーをさらに購入し支払いました。

また男は被害者に対し、別の業者が別に指示をすると言って電話を切ったということです。

県警は特殊詐欺事件とみて調べるとともに同様の電話にだまされないよう市民に注意喚起しています。電子マネーの購入や、振り込みを要求するような電話は、詐欺の予兆であるため、こうしたことがあった場合には警察に相談して欲しいと呼びかけています。県警の相談ダイヤルは0120-508-878です。