紀の川市の古民家を活用した介護予防実践施設16日オープン
2022年5月12日 19時48分
福祉・医療 社会

紀の川市にある社会医療法人三車会(みくるまかい)は、紀の川市に住む軽度の要支援対象者の介護予防を支援するため、市内の古民家を活用した通所サービス施設を開設することになりました。

古民家を活用した施設茶話会などを楽しむことも(紀の川市 健幸倶楽部ながやま)

施設は紀の川市長山地区にある平屋の古民家を一部リフォームした「健幸倶楽部ながやま」です。施設では紀の川市が取り組んでいる「てくてく体操」や脳トレ、茶話会などの介護予防を目的としたプログラムを用意しています。施設の活動では、利用者の意思を尊重し、寝たきりにならないよういろいろな取り組みを用意しています。定員は10人余りと小規模ですが、「昔ながらの地域の古民家で好きなことを楽しんでもらい、地域の高齢者の介護予防に貢献したいと」施設では話しています。

てくてく体操なども体験できる

利用者は現在紀の川市の住民に限られ、介護保険の通所型サービスの利用が適用されるため利用料金は1回あたりの個人負担は233円もしくは無料です。詳しいことについては健幸倶楽部ながやま、電話080-1500-7899で問い合わせに応じています。この施設は今月16日から運用されます。