和歌山県内の福祉関係の仕事に関心がある人に向けた就職相談会「福祉・介護・保育の就職フェアわかやま」が、きょう（２日）、和歌山市の和歌山ビッグ愛１階・大ホールで開かれました。

これは、「福祉版ハローワーク」と呼ばれる和歌山県福祉人材センター「ハートワーク」が福祉や介護の人材を確保しようと、年３回、和歌山市内で開いているものです。

今年度第１回目となる今回は、特別養護老人ホームやこども園などを運営する県内４４の法人がオンラインで参加し、会場を訪れた人たちとパソコンを通じて個別面談が行われたほか、キャリア支援専門員などに直接相談できるコーナーなども設けられ、午後１時の開始と同時に続々と求職者が訪れました。

保育士相談コーナーに来ていた、和歌山信愛大学のこども教育学科に通う大学４年生らは、「就職に対する考え方を知ることができた。企業見学の話も進み、とても良い時間になりました」と話していました。

県・社会福祉協議会の須田剛司（すだ・こうじ）事務局次長は「年間を通じて、福祉の仕事に就きたい方への就職サポートをしているので、福祉の仕事に興味のある人はぜひハートワークまで相談して欲しい」と話していました。

「福祉・介護・保育の就職フェア和歌山」は、次回、１１月に開催予定です。