「スポーツウエルネス吹矢展」わかやまスポーツ伝承館で開催中
2022年7月2日 18時10分
教育 スポーツ

和歌山市本町のフォルテワジマ3階にある「わかやまスポーツ伝承館」で、スポーツウエルネス吹矢の歴史やルールなどを紹介する展示が開かれています。

スポーツウエルネス吹矢は、1998年に日本で生まれたスポーツです。5~10メートル離れた直径33センチの円形の的をめがけて、120センチほどの筒に入れたおよそ20センチの矢を吹き、その得点を競います。

腹式呼吸がベースになることから腹筋が鍛えられ、ゲーム感覚で楽しみながら健康になれるスポーツとして注目されています。

会場には、スポーツウエルネス吹矢の歴史やルールが記載された説明パネルをはじめ、競技に使う筒・矢・的などおよそ40点が展示されています。

また、実際に矢を飛ばすことはできませんが、筒を持って的に狙いを定めることのできる体験コーナーも設置されています。

筒を構える福原さん(スポーツ伝承館・体験コーナーにて)

2011年に日本スポーツ吹矢協会「紀の国わかやま支部」を立ち上げた福原(ふくはら・)(ひろ)(つぐ)さんは「スポーツ経験がなくても楽しくできるのが良いところ。ぜひ1度体験していただきたい」と話し、伝承館の江川哲二(えがわ・てつじ)館長は「今回の展示を通じて吹矢に興味を持ってもらい、最終的に競技人口の増加に繋げられたら」と話していました。

伝承館によりますと、スポーツウエルネス吹矢ができる練習場所は、和歌山ビッグウエーブや和歌山県立武道館をはじめ、和歌山市内だけでも10会場あるということです。

「スポーツウエルネス吹矢展」は、来月(8月)1日まで、和歌山市本町・フォルテワジマ3階の和歌山スポーツ伝承館で開かれています。時間は午前10時から午後7時(最終入館は18時30分)までで入場は無料です。

また、今月(7月)24日午後1時から午後4時まで、フォルテワジマ3階の多目的ホールにて実際に矢を飛ばすことのできる体験コーナーが設置され、無料で誰でも体験できるということです。