和歌山市は、和歌山トヨタ自動車株式会社など県内トヨタ関連企業５社と、きょう（８日）災害時における電動車両などの支援に関する協定を締結しました。この協定は、和歌山市内で地震や風水害などの災害で甚大な被害が発生したり、発生する恐れがある場合に、市の要請に基づき、外部給電可能な電動車両などが供給されるというものです。

今回、市は、災害救援を会社の柱の大きな一つとして考えている「和歌山トヨタ自動車株式会社」「和歌山トヨペット株式会社」「トヨタカローラ和歌山株式会社」「ネッツトヨタ和歌山株式会社」「トヨタモビリティパーツ株式会社和歌山支社」の５社と協定を締結したもので、きょう（８日）午後和歌山市役所で締結式が行われました。締結式のあと、市役所の庁舎前では、給電車両を用いてデモンストレーションが行われました。

和歌山市の尾花正啓市長は、「台風で平成３０年（２０１８年）に大規模な停電を経験した。また現在も全国で大規模な災害が起こっており、今回の電動車両などの支援の申し出については災害時に非常にありがたいと考えており、今後の安全で安心なまちづくりに役立てていきたい」とあいさつしました。