3年ぶり開催「紀州漆器まつり」 海南市
2022年11月5日 17時17分
経済 歴史・文化 イベント

穏やかな秋晴れの下、海南市黒江の川端通りできょう(5日)、「第34回紀州漆器まつり」がはじまりました。

この催しは、400年以上も受け継がれてきた紀州漆器の伝統と文化を広く知ってもらおうと、1989年(平成元年)から開かれていますが、新型コロナウイルス感染症の影響で去年と一昨年は中止され、3年ぶりの開催となりました。

会場となった川端通り一帯では、お盆や食器、お重などの漆器が通常よりも安い価格で販売され、訪れた人たちは次々に買い求めていました。

また、地元の飲食店や各種団体のブースも賑わっていました。

紀州漆器協同組合理事長の冬野泰生(ふゆの・やすお)さんは「天気にも恵まれ、多くの方が来てくれて嬉しいです。日本三大漆器のひとつである、紀州漆器の魅力を皆さんに感じてほしいです」と話していました。

「第34回紀州漆器まつり」は、あす(6日)も午前10時から午後4時まで行われます。