日高川町の副町長と業者逮捕 官製談合防止違反など
2023年9月21日 19時00分
事件・事故 社会

日高川町の副町長が、町内の業者に入札の基準額を漏らしたとして、和歌山県警察本部はきょう(9月21日)、日高川町の副町長と町内の建築工事業者を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕しました。

捕まったのは、日高川町の副町長で、日高川町三佐(みざ)の小早川幸信(こばやかわ・ゆきのぶ)容疑者66歳と、株式会社・駒場工務店の代表取締役で、日高川町高津尾(たかつお)の駒場一仁(こまば・かずひと)容疑者60歳です。

警察の調べによりますと、副町長の小早川容疑者は、去年6月30日に行われた、町内にある小学校などの屋根を改修する3つの工事の指名競争入札で、最低制限価格に近い基準額を、入札の前日に、駒場容疑者に漏らして落札させ、入札を妨害した疑いがもたれています。

警察は、捜査に影響が出るとして2人の認否を明らかにしていません。

日高川町役場によりますと、小早川容疑者は、1977年に合併前の旧中津村役場に入り、建設課長などを務め、2017年3月に定年退職し、その年の7月から日高川町の副町長を務めていて、町が発注する工事の指名競争入札で業者を選定したり、基準額を知る立場にありました。

日高川町の久留米啓史(くるめ・ひろふみ)町長は、「住民の皆さんの信頼を裏切る行為で、深くお詫びする。二度とこのようなことが起こらないよう再発防止の徹底をはかっていく」とコメントしています。