ぶらくり丁で映画を観よう! シネマ203で邦画上映へ
2024年1月4日 17時56分
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和歌山市の北ぶらくり丁商店街にある「シネマ203(にいまるさん)」で今月(1月)11日から13日までの3日間、邦画の上映会が開かれます。
「シネマ203」は、去年10月、北ぶらくり丁会館2階の203号室に誕生した、座席数が20席程度の小さな映画館で、普段は、フランス映画を中心に上映していますが、今回、1月11日から13日までの3日間、日本の映画を上映することになったものです。

上映会を主催したのは、和歌山放送のパーソナリティを務める伊舞(いまい)なおみさんが設立した「ぶらくり丁で映画を観よう!の会」です。
上映される映画は、おととし亡くなった俳優の渡辺徹(わたなべ・とおる)さんの遺作で、児童養護施設に預けられた仲間が再会してダンスグループを結成する「Somedays(サムデイズ)」と、冴えないチンピラと不死身のヤクザ、正反対の2人が繰り広げる映画「生きない」の2作品です。
「Somedays」の上映は、1月11日から13日までの毎日午後5時半から、「生きない」の上映は、11日と12日が午後7時半から、13日が午後8時からとなっています。
3日間とも、「Somedays」の上映後、この映画でマドリード国際映画祭の外国語映画最優秀主演女優賞を受賞した西尾(にしお)まうさんがリモートで登壇するほか、「生きない」の上映後は、監督を務めた蓮田(はすだ)キトさんが来場して登壇します。
映画上映を主催する伊舞さんは、「シネコンとはまた違う特別な空間で映画を楽しみませんか」と呼びかけています。
チケットは、当日が1900円、予約すると1500円です。問い合わせ先には、シネマ203のホームページからアクセスできます。