【新型コロナ】和歌山県内でわずかに減少
2024年3月29日 20時25分
福祉・医療 社会

和歌山県内の定点医療機関から寄せられる新型コロナウイルスとインフルエンザの最新の感染者数は、新型コロナがわずかに減少に転じた一方、インフルエンザは、わずかに増え、2週連続で増加したことが、和歌山県の発表でわかりました。

県健康推進課によりますと、今月(3月)18日から24日までの1週間に、県内49の定点医療機関から報告のあった1医療機関当たりの新型コロナウイルスの感染者数は5・49人で、前の週より0・24人減って3週ぶりに減少に転じました。

また、保健所管内別では、前の週と比べて和歌山市、岩出、田辺、新宮の管内で下がった一方、橋本、湯浅、御坊、串本では、前の週を上回り、岩出では、横ばいとなりました。

この1週間に新たに入院した感染者については、56人で、前の週より9人減りました。

一方、インフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり11・33人で、前の週より0・53人増えて2週連続の増加となりました。

県健康推進課では、「新型コロナの感染者数は、わずかに減ったが、ほぼ横ばいで下がり切っていないし、インフルエンザについては、県内の感染者数が、注意報レベルとなる10人を下回っていないので、新型コロナ、インフルエンザともに、引き続き、手洗いや咳エチケットなどの感染対策に留意してほしい」と呼びかけています。