和歌山・九度山で町家人形めぐり/和歌山県
2024年4月2日 16時31分
歴史・文化 社会

 戦国武将真田幸村ゆかりの地として知られている九度山町できよう(1日)に、恒例の「町家の人形めぐり」が始まった。南海高野線九度山駅前から1キロほど続く商店街の店舗や住宅およそ40軒の玄関などに、ひな人形や五月人形が飾られ、観光客を楽しませています。5月5日まで開催しています。

 特設展示場には高さおよそ3メートルの9段のひな壇などに、御殿びなをはじめおよそ300体のひな人形が並んでいます。天井には手づくりの藤棚や辰年にちなんだ竜の張り子が設置されている。

 神奈川県の会社員、太田智一郎さん62才は、「町を挙げてやっているひな祭りを見るのは初めてです」と話した。

 人形めぐりは、町の活性化を図ろうとして、地元の有志でつくる「九度山町住民クラブ」が主催しており、今回で16回目の開催です。