大空にこいのぼり100匹、九度山で川渡し
2024年4月14日 19時00分
社会

戦国武将、真田昌幸(さなだ・まさゆき)・幸村(ゆきむら)父子(おやこ)ゆかりの地として知られる九度山町できょう(14日)、恒例の「こいのぼりの丹生川(にゅうがわ)渡し」が始まりました。こいのぼりの丹生川渡しは、町おこしを目的に、1985年から行われています。

この日は、町内を流れる丹生川が紀の川と合流する河川敷に、町商工会の青年部メンバーらおよそ20人が集合し、川幅およそ110メートルの両岸に設置した支柱にワイヤロープを渡し、川の中まで入って、こいのぼりを等間隔に取り付けていきました。そして、ロープが、ウインチで巻き上げられると、大小およそ100匹の色鮮やかなこいのぼりが2列に並び、春風を受けて、川の上を悠然と泳ぎだしました。