和歌山市では、史跡として、和歌山城整備を進めるにあたり、江戸時代の建物の外観がわかる古写真や図面、資料を探しています。

対象となるのは、戦災で焼失する前の和歌山城天守や、駿河櫓と物見櫓、月見櫓といった二の丸北辺櫓(ほくへんやぐら)群、また、それらを結ぶ土塀や多門櫓、それに、城内にあったこれら以外の建物で、資料としては、関係する古写真や平面図、立体図、絵図、設計図、古文書などとその情報となっています。

和歌山市では、江戸時代に城内にあった建物の復元を検討していて、そのためには、根拠となる外観がわかる古写真や図面が欠かせないとしながら、天守閣以外の建物に関する図面資料が少ないことから、今回、広く資料収集の呼びかけを
行うことにしたものです。

募集期間は、来年（２０２５年）３月末までとし、連絡先は、和歌山城整備企画課までとなっています。