【新型コロナ】県内で23人が感染 クラスター35例目に
2021年4月10日 18時28分
福祉・医療

和歌山県はきょう(10日)、県内で乳児から80代までの23人が新たに新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。

このうち、クラスターと認定されているカラオケ喫茶「ハッピー」の利用者から新たに2人の感染が確認されました。

また、大阪での会議後、県内で会食していた2人の感染が判明し、この会食での感染者が5人となったため、県は34例目のクラスターと認定したほか、これまでの感染者を調べたところ、8人が利用者や従業員とわかった和歌山市元寺町の「うたごえホールギン・パリー」を35例目のクラスターと認定しました。

県は先月(3月)25日から今月(4月)5日までに「うたごえホールギン・パリー」を利用した人に対して地元の保健所への連絡を呼びかけています。

感染状況を発表する県福祉保健部の野尻技監(和歌山県庁で)

県内では今月4日からきょう(11日)までの感染者のうち45人がカラオケ関連施設での感染で、県ではカラオケでの感染予防を強く求めています。

また県内の1週間の人口10万人あたりの感染率が県内で過去最高の20パーセントとなったことから、県では感染予防の徹底を呼びかけています。

県によりますと、県内これまでの感染者数は亡くなった18人を含め1521人で、入院者は、きょうまでに26人が退院して226人になりました。

また、これまでの感染者のうち県内で16人が変異株ウイルスに感染していたことがわかり変異株ウイルス感染者は151人になりました。