こいのぼり100匹そよぐ、九度山町の丹生川渡し
2021年4月11日 16時38分
教育 社会

九度山町で、きょう(11日)、恒例の「こいのぼりの丹生川(にゅうがわ)渡し」が始まり、色とりどりのこいのぼりおよそ100匹が、川面の上空で春風を受け、そよいでいます。

これは、町おこしと、子どもたちの健やかな成長を願って、1985年から行われているもので、春の風物詩となっています。

この日は、町内の丹生川と紀の川が合流する河川敷で、町商工会青年部のメンバーおよそ10人が、こいのぼりをワイヤーに取り付け、110メートルの川の両岸の支柱に固定し、1時間半ほどかけて、川の上に渡しました。こいのぼりの多くは、近隣の人たちから譲り受けたものを使っていますが、地元小学生が手づくりしたものもあります。

「こいのぼりの丹生川渡し」は、来月(5月)5日まで行われます。