給食の共同調理場でガス漏れによる爆発事故/和歌山・田辺市
2026年3月12日 17時50分
教育 社会

田辺市にある小中学校の給食を調理する共同調理場で、今月(3月)5日、排水溝内でガス漏れによる小規模な爆発事故があり、一時、給食の供給を停止しました。

田辺市教育委員会によりますと、田辺市の上芳養(かみはや)共同調理場で、今月5日・午前9時前、給食準備のため、調理員が、回転釜2基にバーナーで点火したところ、およそ5分後に、排水溝内から大きな破裂音がして、排水溝の蓋(ふた)が跳ね上がりました。

けが人などはなく、火災にもなりませんでしたが、原因がわからなかったため、調理場の使用を中止し、その日の給食については、災害備蓄品などを活用した
代用食の提供を行いました。

調査の結果、回転釜2基にガスを供給している箇所から微量のガス漏れが確認されました。そして、漏れたガスが排水溝内に溜まり、何らかの火によって着火、爆発し、その風圧で、排水溝の蓋が、跳ね上がったものとみられています。

調理場では、当面、ガス漏れがあった回転窯の使用を中止し、さらに詳しく調査した上で、不良箇所の部品の交換などを実施することにしています。

一方、ほかの調理機器や調理場設備には、ガス漏れなどの問題がないことが確認できたとして、調理場では、10日から、給食の供給を再開しました。

市教委の給食管理室では、「再発することのないよう、安全・安心な給食提供に取り組んでいく」としています。

上芳養共同調理場では、田辺市内の小学校と中学校、それぞれ2校ずつに給食を供給していて、供給休止期間中は、保護者に弁当の持参を依頼していました。