紀の川の取水制限、奈良県域で強化へ/奈良・和歌山
2026年3月26日 18時40分
経済 災害・防災

記録的な少雨の影響で、奈良県域の紀の川で取水制限が実施されていますが、渇水状況の深刻さが増しているとして、今月(3月)31日から、制限が強化されます。

これは、きのう(25日)、和歌山県など紀の川流域の自治体のほか、農林水産省や国土交通省の所管事務所、それに、電力会社などでつくる紀の川渇水連絡会が、和歌山市で第2回の会合を開き、申し合わせたものです。

それによりますと、いずれも奈良県内にある紀の川水系上流の大滝(おおたき)ダムの貯水率が5・2%と深刻さを増しているほか、大迫(おおさこ)ダム、津風呂(つぶろ)ダム・猿谷(さるたに)ダムの合計で34・1%となっています。去年(2025年)11月以降の少雨傾向から、今後もまとまった雨が降らなければ、さらなる貯水率の低下の恐れがあるとして、渇水対策の実施を申し合わせました。

申し合わせでは、積極的に節水をPRするほか、31日・午後1時から、奈良県域の水利(すいり)使用について、15%の取水制限を実施することにしています。紀の川の渇水対策は、先月(2月)26日から、奈良県内で10%の取水制限を実施していて、今回は、それを強化するものです。

そして、今後の降雨次第では、給水制限などにより、水が出にくくなるなど、市民生活への影響がでる可能性があるとして、節水への理解と協力を呼びかけています。